第52回日本救急医学会総会・学術集会に参加しました
令和6年10月13日から15日に仙台で行われた第52回日本救急医学会総会・学術集会に参加しました
本大会から始まったWINK(Together With Your Darling Kids!)セッションで下記の内容を発表をしました。
「シミュレーション教育におけるアイトラッキングの活用ー無意識への気づきとリカレント教育としての可能性ー」
アイトラッキングとは、実際の視野の中でどの部分を注視しているかを可視化できる技術であり、医療安全教育などで用いられています。
(使用機器のPupil Labs社 Pupil Invisibleは、ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業の連携大学である弘前大学からお借りしたものです)
また、共同演者である鵜沼篤先生(秋田大学大学院医学系研究科 麻酔・蘇生・疼痛管理学講座)は、本技術を用いて研究をされています(科研費23K09617)。
WINKセッションでは、子供さん向けのメッセージも入れる必要があり、この点がこれまでの学会発表では経験のないことで、大変難しかったです。
当方の発表は、共同演者の皆様に助言をいただき、クイズを交えながら会場の子供たちも参加可能な内容にしました。
また、会場には子供たちが楽しめるブースも多数あり、非常ににぎやかな学術大会でした。
準備は大変かもしれませんが、お子さんがいる方も参加しやすく、このような学術大会が増えると素晴らしいと思いました。(及川)