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お知らせ

【参加報告】欧州医学教育学会2025@バルセロナ

令和7年8月23日から27日にスペインバルセロナで行われた欧州医学教育学会(AMEE2025)に参加しました。

 

25日に行われたFaculty DevelopmentのSymposiumでは、名古屋大学の錦織宏先生、カナダMcGill大学のLinda Snell先生、Foundation for Advancement of International Medical Education and Research(FAIMER)のMing-Jung Ho先生とご一緒にTransferability in Medical Education: lens of cultural anthropologyというタイトルで発表をさせていただきました。

私はCultivating cultural awareness among medical educators by integrating cultural anthropology in faculty developmentというタイトルで、以前発表した論文を基に、医師を対象とした医学教育学プログラムにおいて文化人類学の講師とともに作る授業が受講生にどのような気づきをもたらしたか、という点でお話をしました。後半のフリーディスカッションでは、医師と文化人類学者が「文化」をどのように捉えるのか、両者に違いがあるのか、医療者教育に文化人類学の知見を取り込むことでどんな気づきを得たか、など非常にたくさんの質問を頂き、議論は盛り上がりました。Tech desk moderatorとして京都大学の染谷真紀先生にもご協力頂き、心から感謝申し上げます。

また本学会では、生成AIなどのデジタル医療者教育についてもセッションが多数組まれており、当方は現在の研究課題や、文科省のポストコロナ時代の人材養成拠点形成事業の一環としても情報収取をしてきました。

 

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